ジッパー構造
スライダー(引手)
※下記のスライダーモデリングの必須事項と推奨事項をご確認ください。
[必須]
- ファスナースライダーファイルの形式は、zsdまたはzslである必要があります。
- スライダーはOBJファイル形式で作成する必要があります。
- ファスナーファイルを登録すると、#3 100%で作成されますので、スライダーのOBJファイルを#3サイズにしてください。 (#3ファスナーとは、ファスナーを閉じたときに幅約3mmのファスナーの歯のファスナーサイズを意味します。)
- メッシュのノーマルマップの方向は、外側を向いている必要があります。
- 各軸の目的に応じてメッシュの位置を合わせます。(軸の位置が合っていない場合、ジッパーを作成するときにOBJが適切な場所に作成されない可能性があります。)
X軸 |
ファスナーテープがスライダーに接触する点をX軸0に配置します。 |
Y軸 |
スライダーの移動方向はY軸上です。ファスナーが閉じて接触するポイントは、Y軸0に配置する必要があります。 |
Z軸 |
スライダーのファスナーテープの面をZ軸0に配置します。 |
- アップロードする際は、説明欄に次の詳細を記入する必要があります。 (1)頂点数(2)UVMAPアンラッピングが行われているかどうか。
[推奨]
- Y軸(上)ベースの環境で作成し、制作環境の単位をmmに設定する必要があります。
- メッシュとノーマルマップの位置と方向が同じである場合、レンダリング中にオーバーラップやちらつきの問題が発生する可能性があります。
- 同じ場所に2つ以上の頂点がある場合は、それらを1つの頂点として溶接してください。
- 複雑なグラフィックパターンの場合は、ノーマルマップを使用してください。(例:ロゴ、柄)
- 最大サイズが1024ピクセルのテクスチャを使用することをお勧めします。
- スキャンされたOBJは互換性がありますが、メッシュはリメッシュされて編集可能である必要があります。
- 鋭いエッジを表現するためにワイヤーを追加することをお勧めします。
- 1つのスライダーファイルに異なる素材を適用することはできませんが、テクスチャを使用することで、さまざまな素材を表現することができます。 したがって、お客様がさまざまなテクスチャを使用できるように、UVが重ならないようにラップを解除する必要があります。
<グリッド上のスライダーメッシュの位置>
【スライダーファイル登録】
1. CLOを開きます。
2.メインメニュー▶素材▶ファスナー▶OBJ登録
▶タイプ:引手
▶名前:作成するファイルの名前を入力します。
▶倍率:OBJを作成する際にプリセットスケールを選択します。(デフォルトのスケールはmm単位です。)
▶軸変換:OBJを作成する際にプリセット軸を使用します。
▶ファイル:登録するOBJファイルをインポートします。
▶プレビュー:インポートしたスライダーファイルを事前に確認してください。
*プレビュービューアに表示されるプーラーは、プーラーがスライダー上にある位置を示すサンプルです。
▶プーラー位置:
スライダーを調整して、プーラーをスライダー上に正しい位置に配置します。
▶OK: ファイルの登録が完了したら、[OK]をクリックしてファイルの作成を終了します。
作成されたファイルは、各オブジェクトフォルダにAssets > Materials > Hardware_and_Trims > Zipperとして保存されます。